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Viaggio di Nord Europa 2018 Vol.2

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 5月11日(金) コペンハーゲンを出港し17時間15分  9時45分にオスロ港に入港します。
 なだらかな陸地に挟まれた長い入り江をここ数時間航行しています。これもフィヨルドつまり氷河の浸食が生み出したものであります。
 フィヨルド王国ノルウェーにやって来ました。お天気は小雨、しかし回復基調に有ります。初ノルウェー、とても楽しみです。


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 国・文化圏が変わると建物の仕様も変わります。調達素材が変化するのです。建物、特に欧州の個人住宅が大好きな小生であります。心躍ります。

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 オスロ到着!
 全く揺れもなく、エンジン音に悩まされることもない快適な船旅でありました。


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 バスはポーランドから来ていました。

 ノルウェー王国 あれこれ

 EU不参加国です。生活水準が高く、石油資源、水資源、森林資源全てに満ちています。高緯度にもかかわらず海流の関係で不凍港が多く物流のディメリットもあまり有りません。
 石油産出国なのに水力発電比が96%以上、CO2問題も有りません。日本とほぼ同じ面積に510万人=福岡県と同じ人口です。一人当たりのGDPも世界第4位、EUにしがみつく理由が無いのです。
 デンマーク同様高負担高福祉国家であります。消費税25%(食品15%)、所得税27%~50%以上・・・・・お金持ちは逃げ出す税率です。世界一物価の高い国のひとつですが、2018年幸福度ランキングは第2位です。(1位フィンランド、3位デンマーク、4位アイスランド、9位スウェーデン、18位アメリカ合衆国、54位日本)
 ノルウェー人は「最低限の生活費が有ればそれで十分」と考えている人が多いようです。教育費事実上無料、医療費も低レベルで老後の心配のない福祉国家であり、満足度が高いのであります。
 デンマーク・スウェーデンともども北方系ゲルマン民族「ヴァイキング」の出生地でもあります。西ヨーロッパを侵食した海賊というイメージが強いヴァイキングでありますが、実際は交易を行い、都市開発を行ったりもしています。中世~近世にかけての世界の歴史は、有る意味「闘争・征服」の歴史でもあり、ヴァイキングだけが野蛮だったわけでは無いのであります。
 宗教は北欧全般がそうでありますが、プロテスタントルーテル派が多数を占めています。


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 パール・シーウェイズ号が見えます。

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 オスロ近代建築の雄、オペラハウス

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 オスロの人口は66万人弱
 ビジネスセンター付近の近代建築群は現代のオスロを代表しています。
 超建設ラッシュのノルウェーなのです。


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 オスロ大聖堂
 内部のステンドグラスやパイプオルガンは一見の価値ありとのこと。入館不可。雨の中、15分のガイディング・・・・きつい
 しかし約7分の自由時間に隣のギフトショップで目標がらくたゲット・・・・ここで下車しなければオスロでのコレクション収集は出来ていませんでした。結果オーライ(-_-メ)。


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 国立美術館入館

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 ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ等々近代ヨーロッパの巨匠の作品も多く所蔵されている見ごたえのある美術館です。





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  「叫び」 エドヴァルド・ムンク作

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 お決まりのポーズで・・・・

 1893年にこの油彩画の「叫び」が製作されました。
 幼少期に母を亡くし思春期に姉を亡くすという、ムンクの病気や死に対する不安をテーマとした作品です。
 その後ムンクは同じ構図でテンペラ画・パステル画2枚・リトグラフの4点を世に出し計5点の「叫び」が存在することになりました。そのパステル画の1枚は、2012年NYのサザビーオークションで1億1990万ドル(その時のレートで96億円)という史上最高額で落札されたのであります。1994年には国立美術館所蔵の油彩画が盗難に遭います。同年犯人逮捕時に発見されました。
 ムンク美術館所蔵のテンペラ画も2004年に油彩画「マドンナ」と共に盗み出されます。2006年に発見されましたが、叫びは修復不可能でありました。その状態で現在は展示再開されています。


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 3点あるマドンナの中の国立美術館所蔵の1点(盗まれたのはムンク美術館所蔵のもの)

 ドラマティックなムンクの作品を堪能しました。



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 旧市街を通り市庁舎に向かいます。




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 市庁舎
 市民の投票により、オスロの「世紀の建築」と名付けられたオスロを代表する建物です。
 1998年8月17日午前6時、ある人物が小型機で塔の間を潜り抜けたそうであります。2001年9月11日以降だったら、撃ち落とされていたかも知れませんね。


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 ノーベルはスウェーデンとノルウェーの平和を祈願して、平和賞だけはノルウェーで授与することにしたそうです。この市庁舎でノーベル平和賞が授与されています。日本人では唯一、佐藤栄作氏が非核三原則を提唱し1974年(私が大学を卒業し結婚した歴史的な年)に受賞しています。

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 美しくアバンギャルドな壁画が素晴らしい市庁舎です。
 八尾市庁舎も見習うべきです。超高額の市民税払っているのにっ・・・!!!



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 現在のノルウェー国王ハーラル5世とソニア王妃です。
 どちらかと言えば、暗く不健康な肖像画ですが、国王夫妻はこの絵をとても気に入っておられるとのこと。洒落の解る国王さんですね。


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 ノルウェーにも毛利元就がいたのでしょうか?三本の矢モチーフのオスロ議会です。




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 ランチはチャイニーズでした。中華料理大好きグランパ・・・・癒されました。





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 午後オスロを発ちハルダンゲルフィヨルド地区のエイドフィヨルドに向かいました。315km約6時間強のバスツアーです。車酔いをする妻の為に前から2列目の席を確保させてもらいました。

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 日本と同面積に1/25の人口・・・・森と水の国・・・癒しのカントリーシーンが続きます。

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 針葉樹の深緑と落葉樹の若葉の薄緑のコントラストがとても素敵です。
 その中に木造の赤茶色に白い窓枠の家々・・・・これぞノルディックコントラストであります。

 ノルウェーの家々・・・・素材は木材です。基礎にレンガや石材を使いますが上物は木材です。イタリアの石材&レンガ、北に行くとオランダや英国ののレンガ家屋、 スカンジナビアに入ると木造住宅、文化圏が違うと建築素材も変化します。それぞれの趣き・・・・欧州の住宅デザイン・・・超好きです。(^_-)-☆



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 オスロとベルゲンを結ぶベルゲン鉄道




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 我々が来る1週間前までは天気も悪く雨も多かったそうです。また、天気が良くなると高所の雪融けが始まります。川の水がかなり増水していました。ところどころ道路が冠水し迂回することも・・・・・

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 スターヴ教会
 樽板教会(たるいた)=支柱と梁で構成された中世の木造教会です。
 12世紀から14世紀にかけて、1000棟以上建てられたそうです。今は石造りの教会に建て替えられたりしており、28棟残っているのみだそうです。スターヴとは垂直に立った支柱を意味します。内部は見学出来ませんでしたが、とても趣のある癒しの教会建築だと思います。







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 イェイロというスキーリゾートの駅前で休憩です。ノルウェーの大型観光バスのドライバーには何時間走ったら何十分休憩という休息規定が有るそうです。ゆとりの国ノルウェーであります。

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 ゲレンデには雪が残っています。

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 当家の魔女たちも羽を伸ばしています。








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 高度を増すにつれ一面銀世界に・・・・北国ノルウェーであります。

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 高度を落としフィヨルドへ・・・
 至る所で滝が生まれています。


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 エイドフィヨルドに到着です。

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 ホテル クオリティヴォーリングフォス 
 ハルダンゲルフィヨルドを一望できるとっても素敵な4つ星リゾートホテルです。
 今回のツアーで最も満足したホテルでした。


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 夕食はビュッフェスタイルです。相も変わらず緑の無い小生のディッシュです。
 このホテルには驚くべきペナルティーがありました。残すと1500クローネ=21000円の罰金です。どこかの国のマナーを知らぬ人たちが、ホテルに引き金を引かせたのでしょう!!!初めての経験です。日本人も注意しましょう!!!



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 22時を過ぎても明るい北国のフィヨルドです。
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