トスカーナの風景をこよなく愛するおじんのブログです。

チャーオ!トスカーナ ’糸杉につつまれて’

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 グランドホテル・サヴォイア レストランです。
 エレガントな「食堂」で朝食をいただきます。
 
 いつもなら、パン、ハム、ソーセージ、卵、フルーツ、コーヒー、ジュース・ドルチェ・・・・フルコースでゲップが出るほど取りまくり、食べまくります。ブッフェはヤバい我々貧乏人育ちであります。それはおろか、パン、ゆで卵、リンゴを昼用にポケット一杯に入れて部屋に持ち帰ります。昼飯代を浮かすのです。いや、もしもレストランが一杯で入れなかった時の保険です。( 一一)しかし、4月の定期健診で担当医から脅かされました。A1C下がらなかったら、次はインシュリン注射よっ(女医)。
 ただ今、減量、カロリーコントロール真っ只中。タンパク質を中心に、軽くサッと???食べて出ました。ゆで卵とリンゴをポケットに忍ばせ・・・・・・( 一一)
私の朝食ディッシュは汚いとよく言われます。緑がないのです。ううううっ・・・・青汁でカバーです。






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 6月14日(水) スタッツィオーネ ピアッツァ・プリンチペ です。

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 07:47発のIC651(インターシティ651号)でモンテロッソ・アル・マーレに向います。

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 入線です。

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 小ぎれいな車内です。

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 10分遅れで09:15に到着。駅の真ん前にボート乗り場が有ると思っていました。09:45の出港ですので十分だと思っていました。

 ところが、駅前に船着き場は見当たりません。聞いてみると、ずっと向こうの岬のトンネルの向こうだと・・・・およよっ・・・・
 妻にゆっくりと来るように告げ、650m、私は走りました。2012年夏、テルミニ駅のホーム2E600m疾走を思い出しました。


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 チケットオフィスです。
 モンテロッソ~リオマッジョーレ1日券€25、モンテロッソ~ポルトヴェーネレ~ラ・スペツィア1日券€33です。
 我々は€33券を買い求めました。


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 いよいよ、後半のハイライト、「チンクエ・テッレ」大周遊です。
 2015年の秋、ジェノヴァ~チンクエテッレ~ピサ・ルッカ~ペルージャ・アッシジ~フィレンツェという旅を企画しました。チンクエ・テッレ・ヴェルナッツァに2泊宿を予約しました。ファミリーの都合で旅はキャンセルしました。是非とも来たかった、チンクエ・テッレだったのです。


 お天気はイマイチです。雨の予報も有りましたが大丈夫そうです。午後は晴れ間も出そうですが、抜けるような青空は期待できません。薄曇りの一日になりそうです。
 何もかもがうまく行く事はないのです。( 一一)


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 無印良品の長袖ボートネックボーダーTを着ています。20/2天竺という厚手の生地を使用しています。

 朝ホテルでチェックすると、最高気温25℃という予報、海岸線で風が冷たいかも???っと、これを着てきました。
 なーーーーーんの、暑----いです。失敗しました。




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 もうすぐ観光定期船がやってきます。

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 この日のルートです。

 09:45モンテロッソ発~10:00ヴェルナッツァ着 ヴェルナッツァ散策
 11:45ヴェルナッツァ発~12:00マナローラ着 マナローラ散策&ランチ
 15:00マナローラ発~15:15リオマッジョーレ着 散策
 16:45リオマッジョーレ発~17:20ポルトヴェーネレ着

  ポルトベーネレ~ラ・スペツィアは18:20発の船に乗れば一日券の料金内でしたが、時間の自由が利くバスを利用しました。


 10月2日~4月14日はアウトオブサービスです。

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 モンテロッソはターミナルヴィレッジ的な存在で、観光の起点になります。散策する人は少ないようです。




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 ボートに揺られること約10分、ヴェルナッツァが見えてきました。

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 CINQUE TERRE(5TERRE) =チンクエ・テッレ=五つの土地

 1997年世界文化遺産登録「ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群」
 
 険しい海岸に、色とりどりの家屋が立ち並ぶ文化的景観が評され、世界遺産に。
 11世紀に要塞都市として建設されました。平地がなく土地も痩せているチンクエ・テッレでは、人々は急斜面に強固な石垣を組んで畑を確保(石垣の総延長は6700km)、ブドウを栽培しました。ブドウの収穫量は少なく、そのワインは希少価値が有ります。中世、王や貴族に愛されました。バローロも脱帽でしょうか?


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 ランディングです。

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 ヴェルナッツァは、ラ・スペツィア県の人口1000人のコムーネです。チンクエ・テッレの中でもマナローラと並び最も人気のる村です。チンクエ・テッレ観光の宣伝ビジュアルに最もよく使われます。

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 チンクエ・テッレは列車でも巡ることが出来ます。1時間に1本あります。しかし、海から村に迫ってゆく醍醐味は、ボートでしか味わえません。
 しかし、7月8月のバケーションシーズンは電車利用をお勧めします。6月14日平日でもとても多くの観光客が来ていました。夏のバケーションシーズンには、この猫の額を目掛け世界から観光客が押し寄せます。猫の額すらない断崖沿いのボート乗場は海に落ちる人も出るでしょう。また、渋滞は村の中心部まで続くでしょう。2時間待って乗れない事も想像できます。船は諦め、列車を利用すべきと思いました。列車もひょっとしたら常磐線状態かも???( 一一)帰りの飛行機で一緒だったジェノヴァ在住のママさんがおっしゃってました。8月にチンクエ・テッレに行かれたそうです。「行くもんではない!」そうです。想像に値します。

 私がもし再度チンクエ・テッレに行く事があるとしたら、10月の後半から11月初旬、ブドウの葉が赤らむときに行きます。ホテルの営業は???ですが、モンテロッソやポルトヴェーネレのホテルはやっている所も有るのでは・・・っと思います。ラ・スペツィアまでい行けばホテルはいくらでも有ります。列車を利用し、マナローラとヴェルナッツァでゆっくりと、何もしないで過ごすでしょう。夏場の日没は9時前ですが、11月初旬なら5時ごろ。晴れていれば夕日のチャンスは早く来ます。夕日を見た後で起点都市に十分帰れます。船では行かないコルニリアに行くのも有りだと思います。ポルトヴェーネレで丸一日過ごすのもいいでしょうね。最高に素敵な村(町)です。


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 パノラマビューポイントに向います。

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 私は、この位置からのパノラマビューが、ヴェルナッツァで最も良く紹介されているポイントだと思い込んでいました。そして丘を下りました。

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 ローマ通り  お決まりですね。

 私は、欧州のベタな地名の入った建物・広場・風景ミニチュアのコレクターです。既に150は超えています。
 まずは、それを探します。最近は妻も一緒に探してくれます。いいのをゲット出来ました。また、長袖ウエアはもう無理・・・っと言うことで、私も妻も涼しげなTシャツをゲットし、即着替えました。





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 駅前は、観光客でごった返していました。

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 ボートが来るまで少し時間が有り、船着き場に座って待っていました。・・・・何気なくブドウ畑を見上げていました。気付いたのです。私は間違っていたのです。
 私が思っていたビューポイント(写真右の白い小屋の右上)ではなく、そこを通り越し、一度奥にぐるっとまわり、坂をドドドーーーンと上がった場所(白い船の真上)だったのです。ボートの時間は微妙でしたが、行かないと一生後悔する事が解っておりましたので、実行しました。往路8分、現地6分、復路6分・・・・頑張りました。


 これが、ヴェルナッツァ No.1パノラマビュー です。





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 お天気がイマイチなので、写真にヴィヴィッド感は有りませんが、とても美しい絶景ビューだと思います。


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 妻が心配げに待っています。




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 無事、ボートに乗船、マナローラに向います。 

 昨日ジェノヴァで会った日本人はゼロです。この日も、ゼロです。ボートの東洋人は我々だけです。人気が上がったとはいえ、まだまだ日本人にはマイナーなチンクエ・テッレです。

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 コルニリア が見えてきました。人口245人、コムーネ ディ ヴェルナッツァ に属する分離集落です。標高90m。
 船は泊まりません。列車の駅が海岸に面してあります。そこから22階建てのビル(90m÷4m)を歩いて登ります。観光客は行く事を避けます。
 でもとても美しい村です。行ってみたいです。


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 マナローラ が見えてきました。

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 軍事目的がその始まりとはいえ、よくもこんなところに・・・・・天然の要塞ですね。

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 猫の額に到着です。

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 混み合う前に、絶景カフェ「NESSUN DORMA」 でランチです。 12:30を過ぎるとテーブルが埋まります。一度埋まると、回転するまで最低1時間はかかります。ほぼ最後に近いテーブルでした。ラッキーです。バケーションシーズン、このカフェ2時間待ち当たり前だと思います。

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 ガーリック風味のパンと、プロシュートウイズメロンをいただきました。イタリアの生ハムは日本の物に比べぶ厚いです。日本の物をイタリア人に出したら怒り狂うことでしょうね。パスタやピッツァといった調理メニューはありません。サンドウィッチ、ブルスケッタ、ハム類等、調理不要メニューのみであります。






 マナローラ は コムーネ ディ リオマッジョーレ に属する人口450人の分離集落です。
 9世紀から約200年イスラムの支配を受けます。11世紀にトスカーナの貴族が奪還。こんな小さな村にも歴史的ドラマが有るのです。

 私は、チンクエ・テッレ 5村のなかで、この村が最も好きです。湾を挟んだ丘からのパノラマビューはあまりにも美しすぎます。





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 少し陽が差して来ました。建物の色合いが奇麗に輝きだしました。


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  絶景カフェ「NESSUN DORMA」

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 坂を下り、何かいいもの・・・を探します。

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 駅はトンネルのずっと奥です。

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 「いい物」数点ゲット!(^_-)-☆

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 カフェが見えます。








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 猫の額に人々が群がっています。8月は来たくありません。

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 美しい村、マナローラにさよならです。



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 それにしても、えらいところに、村が出来たものです。人口450人の世界遺産です。




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 チンクエ・テッレ 最後の村 リオマッジョーレ です。

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 人口は、1700人、コムーネ総人数ではない、本村の人口では5村の中で最大の村です。





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 高所&狭所恐怖症の方にはかなりキツイ、リオマッジョーレの船着き場です。

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 グーンと迫ってくる様なダイナミックな風景が、リオマッジョーレの魅力です。

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 村の目抜き通り コロンボ通り

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 チンクエ・テッレ案内板

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 この村の階段に座り休んでいたところ、我々の視線の先に、一人の男性が座っていらっしゃいました。Tシャツに「近藤」というロゴがプリントされていました。日本人のようにも見えますし、欧米人のようにも見えます。カッコいい初老の男性でした。チンクエ・テッレ、初日本人遭遇かと思いました。彼の方から話しかけてくれました。日系3世のハワイの方でした。昨日、ヴェルナッツァに泊まられたとのことでした。夕陽の写真を見せつけられました。・・・・負けました、参りました。・・・っという感じでした。悔しい思いを残しお別れしました。

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 チンクエ・テッレ最後の村、リオマッジョーレともお別れです。また来ることは出来るでしょうか?

 マナローラからリオマッジョーレまでは、お日様が顔をのぞかせてくれました。とりあえず良かった・・・・という感じです。

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 アリベデルチ チンクエ・テッレ



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 ポルトヴェーネレ に向います。

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 リグーリア海岸・・・・フランスのトゥーロン(マルセイユの東)~ラ・スペツィアまでの海岸線を「リヴィエラ海岸」と言います。そのイタリア部分をリグーリア海岸というのです。



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 ドリア城

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 カトリック教会

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 THIS IS ポルトヴェーネレ です。

 なんて美しい街なのでしょうか!!! 世界遺産 ポルトヴェーネレ !!!


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 街全体が世界遺産、人口4000人のポルトヴェーネレです。
 1000年間街の状態を維持していること、周りの風景と溶け合う絵画のような美しい景観が評されました。


 石造りのドリア城・カトリック教会とパステルカラーの街並みがとても魅力的です。

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 細長い住居が寄り添うように建っています。これぞ ポルトヴェーネレ です。


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 細長い建物の裏は、ギフトショップが所狭しと並んでいます。
 今回最高の「いい物」をゲットしました。


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 アバター マルチェロ&ジュリエッタ で記念撮影です。


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 ポルトヴェーネレの主ともお別れです。






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 バスで30分、ラ・スペツィア に向います。

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 ラ・スペツィア・・・・ラ・スペツィア県の県都、人口95000人、イタリア海軍の軍港、造船・軍需工場も多い工業都市。

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 インターシティでジェノヴァに戻りました。

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 チンクエ・テッレ&ポルトヴェーネレ   あこがれ続けた村々、来ることが出来ました。お天気は今ひとつでしたが、雨に会うこともなく、周遊することが出来ました。
 またひとつ、夢が実現しました。神様に感謝です。(浄土真宗の檀家ですが???) 明日が最終日、無事に旅を終わりたいと思います。


      Buonanotte///
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  1. ピエモンテ・リグーリア
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

  1. 2017/07/04(火) 13:57:59 |
  2. URL |
  3. shinkai
  4. [ edit ]
こんにちは! お邪魔します。

いいなぁ、今上から2記事を拝見してきて、ピサも1度行ったきりで既にウン十年、
ルッカも見残しがあれこれあり、そしてこのチンクエテッレ、ここはまだなのです!
ずっと一度行きたいと思いつつ、最近は物凄い人出の様で、やはり夏は到底ダメですね。
でも、itosugiさんのこの記事を参考に、必ずいつか!!

有難うございました、またお邪魔して、じっくり拝見いたします。

  1. 2017/07/04(火) 16:25:07 |
  2. URL |
  3. granpa di itosugi
  4. [ edit ]
shinkai さん
メッセージありがとうございます。
shinkai さんのお宅から、モンテロッソ・アル・マーレまで列車で6時間ほど、早朝出られればお昼に着いちゃいますね。絵の題材にされるには最高の場所のように思います。オンシーズンの始めか終わりがいいと思います。7月8月は2月のヴェネツィアレベルかと・・・・・。でも、本当に羨ましいロケーションです・・・・コネリアーノ。




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