Viaggio di Italia nord ovest 2017 Ⅰ

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 2017年6月8日(木)ロシア上空、AF291便 シャルルドゴールに向っています。JAL機が真横に・・・・
 初夏の欧州旅はトリノから始めます。ピエモンテ・リグーリア・トスカーナ・・・イタリア北西部を巡る旅、全て初めての地・・・どんな風景どんな人々が待っているのでしょうか?妻との二人旅・・・スタートです。


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 大好きな アブロRJ85 でトリノに向います。
 ゲートは2G 恐怖の2G・5時間トランスファー・・・・・ボーディングブリッジは有りません。超小型機専用徒歩移動搭乗専用ゲートです。出発待合ロビーは「ちっちゃっ!!!」と叫んでしまいました。ショップもちっちゃいのが1件有るのみ、5時間はきついのです。ひたすら目をつむりますが、デリケートな小生は眠れません!!!2Gの洗礼を受けました。"(-""-)"





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  明けて6月9日(金)トリノ散策のスタートです。ポルタ・ヌオーヴァ駅前のホテル「スターホテルズ・マジェスティック」を出て徒歩10分、XXセッテンブレ通り(XX=ヴェンティ=20の意)=9月20日通りの停留所を目指します。チケットはポルタ・ヌオーヴァ駅のタバッキで市内交通機関共通1日券を購入(€5)。1870年9月20日はイタリア統一運動に於いて大切な日で、ローマのピア門の裂け目からイタリア王国軍が入り込み、教皇庁の世俗的権利と教皇領を廃止した日なのだそうです。イタリアに多い通り=ローマ通り、ヴィットーリオ・エマヌエル2世通り・ウンベルト1世通りそしてXXセッテンブレ通り・・・・なのであります。

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 15番のトラムでサッシ・スペルガを目指します。途中で電車が故障、68番のバスに乗り換えなんとか到着。登山電車乗り場へ。

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 スペルガ大聖堂行き登山電車「サッシ・スペルガ ラック トラムウェイ」です。 10:00始発です。なんとか間に合いました。地元の人々が親しみを込めて「トレニーノ=ミニ電車」と呼ぶ、クラシックで可愛い電車です。

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 往復チケット €6 

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 約20分程で山頂に到着、そこからヒルクライム7分で、スペルガ大聖堂です。



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 スペルガ大聖堂です。トリノの世界遺産「サヴォイア王家の王宮群」に登録されています。18世紀のトリノの戦いでフランスに勝利した、ヴィットーリオ・アメディオ二世を称え建造されました。バロック様式の代表作です。

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 標高669mのトリノを取り囲む丘の中では最も高所にある教会前庭からの眺望はトリノを代表するパノラマビューです。運が良ければアルプスが・・・・・・・・・・



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 イヤーーーーーーーン!!!見えません!!! 夏場は紗がかかり、晴れていても見えにくいそうです。夏に富士山が見えないのと同じですね。日頃の行いが悪いのだと諦めました。

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 赤い瓦屋根が美しい王都トリノです。




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 今回、この子たちを同行させました。我々のアバターです。65歳を超え人様の前に醜い顔をさらすのも、もうそろそろという事でのデビューであります。名前は、マルチェロ&ジュリエッタです。よろしくお願い致します。( 一一) 

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 トレニーノで丘を降ります。

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 上り電車は00分発、下りは30分発です。ご利用の方はご留意ください。



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 徒歩5分 停留所です。15番のトラムか68番のバスを待ちます。

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 トラムに乗車し、チェントロへ。
 トラムには、新型車両とレトロ車両があります。リスボンにしてもミラノにしてもサンフランシスコにしても香港にしてもレトロな市電が町の情緒に色を添えています。無くならないでほしい「レトロ市電」であります。



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 ヴィットーリオ・ヴェネト広場でトラムを下車、ほとんど人の居ない静かな広場です。この広場、夜は180度様変わりするのです。
 トリノ旧市街のビル群はポルティコと呼ばれるアーチがあしらわれたアーケードで結ばれており、傘屋さんは生きられない町になっています。

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 Via Po (ポー通り)沿いの ピッツァ&ビールのお店でピッツァとイカフライとペプシを頂きました。味はSOSOでした。€13でした





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 モーレ・アントネッリアーナに向います。トリノと言えばこのタワーです。シナゴーグ(ユダヤ教会)として建てられたそうですが、今は国立映画博物館になっています。

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 高さ167mの塔はレンガ造りでは世界No.1だとか?我が町の通天閣も引けを取ってはいませんが、美しい塔であります。
 中は空洞です。その中をエレベーターが昇ってゆきます。展望台エレベーター、通常€7ですが、オーバー65歳割引きで€5です。

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 トリノ豆知識
   
  ピエモンテからフランス、スイスに至るこの一帯を支配していた貴族サヴォイア家の中心都市。イタリア統一運動の中心的存在で19世紀後半のイタリア統一後1861年から1865年にはイタリア王国の首都になりました。その後、フィレンツェやローマ、サレルノと首都は変遷しますが、サヴォイア家の夢と文化は現在も色濃く残っています。(世界遺産 サヴォイア王家の王宮群)

 統一王朝 初代国王 ヴィットーリオ・エマニエーレ二世 2代国王 ウンベルト一世 その王妃マルゲリータ(ピッツァ・マルゲリータの語源)はあまりにも有名です。

 人口 87万人 (ローマ・ミラノ・ナポリに次いで4番目)  ピエモンテ州の州都  フィアットの本社所在地で自動車産業都市 フィアットの企業城下町的な発展を遂げましたが、経営不振に陥り、従業員数は最盛期の8分の一になっています。
 航空産業の拠点や、自転車GIOSの本拠地でもあり、ミラノに次ぐ工業都市であります。
 映画産業も盛んであり、マカロニウエスタンもトリノを拠点にしていました。

 以上、工業文化都市 「王都トリノ」 豆知識でした。


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 スペルガ大聖堂が見えています。

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 ヴィットーリオ・ヴェネト広場です。ポー川も見えます。

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 トリノで最も美しい通り 「Via Po」 を抜け、旧市街の中心部 「カステッロ広場」 に。







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 この日のトリノは30℃、暑さに極めて弱い妻は少しきつそうです。散策はこれくらいにしてローマ通りをホテルに向かうことに。 

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 ポリスはヤマハ車です。ドカティやモトグッチではありません。日本万歳!!!




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 ブティックストリート 「ローマ通り」

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 トリノの客間 「サン・カルロ広場」 ヴェネツィアのサンマルコ広場にも似た美しい広場です。

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 「サンタ・クリスティーナ教会」 と 「サン・カルロ教会」

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 サヴォイア家の栄華を感じる荘厳な教会です。
 
 しんどい時の教会頼みであります。真夏でも教会の中はひんやり冷房が効いているかのようなのです。美しい芸術作品の中で癒されます。しかし、冬場は芯まで冷えますのでご注意を!!!


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  教会でひと休みのあと、ホテルに戻り少しお昼寝です。
 疲れが取れた後は、地下鉄でリンゴットに向いました。





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 トリノ地下鉄は1路線です。自動運転システムで動いています。
 ポルタ・ヌオーヴァ駅から目指す終点リンゴット駅まで6駅約20分程度です。


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 「リンゴット」です。
 経営不振のフィアットの工場施設をショッピングセンターに作り変えました。
 とても大きな施設であります。端の方は空きが見られます。うーーーーーーン???といった感じです。イオンモールの方が10倍活気があります。


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 屋上は旧テストコースで圧巻な風景だそうです。屋上への到達手段を探しましたが、解らず断念。
 あとで調べると、ホテルのフロントで見学オファーをすると、パスポートと交換に屋上への鍵をもらえるとのこと。あーーー残念、調査不足です。







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 ということで、そそくさとリンゴットを後にし、徒歩10分、「トリノ自動車博物館」に・・・・


 イタリアを代表する自動車博物館です。フィアットの共同設立者の一人である、ロベルト・ビスカレッティ・ディ・ルッフィア らの構想によるもので,1932年に創立された、世界でも最も歴史のある自動車博物館のひとつであります。しかし、その魅力は、時代の流れと共に薄らぎ客足も遠のきました。イタリア統一150周年にあたる2011年にリニューアルオープンを果たし、展示車の充実、工夫を凝らしたディスプレイスタイル等が話題を呼び、復活を果たしたのであります。

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 欧州のクラシックカーの充実度は世界でも群を抜いています。

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 フィアット500 トリノ背景



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 この博物館の最大の売り「歴代F-1 イタリアンレッド 勢ぞろい」です。

 写真は約100枚ほど撮りましたが、アップロードはこれくらいにしておきます。
 車好きの小生には、半日いても飽きない博物館ですが、興味のない妻にとりましては、苦痛でしかなく、約1時間程の見学で博物館を去りホテルに戻りました。



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 とても便利な「★★★★ スターホテルズ マジェスティック トリノ」 です。
 ポルタ・ヌオーヴァ駅、ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世大通りに面しています。
 朝食は、最近日本でも話題になっているスローフードで有名な「EATALY(イータリー)」の食材を使用しています。パンも・ハム類も非常に美味しいです。(朝食付きで¥20000程度)


 この時期のトリノ、日没は9時ごろです。夜景が撮れるのは10時ごろからとなります。妻も私も昨日の移動疲れ、この日の歩き疲れで体は悲鳴を上げています。なんといっても「高齢者」なのです。しかし、ポー川のレフレクション、Via Po のアーケード、広場のライトアップ・・・・頭に浮かんできます。妻の心配を制し、「ひとり夜撮り」に出陣です。


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 トリノのちょい悪ライダーカフェ!!!
 やんちゃなおやじ・・・・カッコいいです。


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 ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世大通りから ポー川にかかる ウンベルトⅠ世橋へ さすがトリノです。父から息子へ道路も受け継がれています。
 金曜の夜、岸辺から音楽が聞こえます。ポー川に映る光のストライプが疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。


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 ウンベルトⅠ世橋のライトアップ




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 みなもに映るトリノカトリック教会。心惹かれるリフレクションです。

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 昼間の静寂が嘘のような、ヴィットーリオ・ヴェネト広場。




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 欧州は夜の文化です。深夜まで騒いでいます。老若男女、夜は元気です。

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 アーチのライティングが美しい Via Po 。

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 レトロなトラムも夜のトリノにピッタリです。




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 トリノで最も情緒のある通り「Via Po」、イメージ通りの写真が撮れました。


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 ピアッツァ カステッロ

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 Via Roma

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 トリノで最も美しい広場 ピアッツァ サン・カルロ。

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 双子教会も夜が綺麗です。

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 ローマ通りのウインドウディスプレイ。
 欧州の人々には、夜閉店後のウインドウディスプレイを見て楽しむ風習が有るようです。
 それぞれ工夫を凝らしたお洒落なディスプレイを演出しています。


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 ポルタ・ヌオーヴァ駅のライトアップ。
 10:00スタート 約4km 1時間40分の ひとり夜撮り、石畳に足をすくわれることもなく、ゼロ転倒で無事帰着致しました。
 

 トリノは夜が美しい・・・・・結論です。
・・・・・・  エマヌエーレ・ウンベルト・マルゲリータの夢の跡 王都トリノでした。
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