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Viaggio della primavera  2016   Ⅱ

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 4月30日(土) 8:00にトリエステを発ち、車で10分、スロヴェニアに入りました。
 EU&€加盟国であります。シュンゲン協定加盟国であり国境検問はもちろん有りません。人口207万人、面積は四国より少し大きいくらいの小国です。
 旧ユーゴの優等生と言われているスロヴェニア、EU加盟も2004年と一番早く3年後には€加盟も果たしました。
 国民一人当たりのGDPは2015年名目で20732ドル 世界38位です。ちなみに、フランス37675ドル 日本32485ドル イタリア29866ドルであります。


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 スロヴェニア随一の美しい港町、ピランを目指しました

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 40分程でピランに到着。スロヴェニアで最も美しい町のひとつと言われています。まずは、タルティーニ広場です。18世紀のこの町出身の音楽家の名が冠されています。妻がカメラを出そうとしています。オリンパスOMD、今回も大活躍です。

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 まずは、ファーストショット!


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 ところどころ、市が立っていました。「でっかっ・・・・!!!」

 ちなみに、ピランを詳しくお知りになりたい方は、私の敬愛するコネリアーノ在住ブロガー
 Shinkaiさんが、ブログ「イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ! 」にて2010年7月17日の記事でアップされていますのでぜひご覧ください。


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 路地が綺麗です。欧州の旧市街は、例外なく路地に趣きがあります。私には天敵の石畳(なぜかは後ほど判明)も情緒満点です。
 妻も14-150(フルサイズ換算28-300)11倍ズームをフル稼働させています。

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 今回初のツーショットです。Granpa e Granma di Itosugi の旅にしばしお付合いください。



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 長きにわたりヴェネツィア共和国の支配下にあったピラン、100km先はヴェネツィアなのです。
 アドリア海沿岸の町々は、イタリアとの深い関係を持っています。スプリット〜アンコーナ、ドゥブロヴニク〜バーリ それぞれ200kmなのです。



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 妻を広場に残し、私は一人高台に向かいました。片道15分のきつい上り坂、老体には応えますが、絶景を求めて頑張っております。


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 ピランの全貌が見えてまいりました。
 陸地から突き出した半島を覆うようにピランの町が出来ています。



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 テラコッタの屋根が美しいピランです。
 どこの町に行っても一番高いところに行きたがる Granpa di Itosugi であります。(高所は怖いのですが!)



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 妻の待つ広場に戻るべく坂道をひたすら下りました。
 あーーーーーしんどかった。(一一")


 ピランを後にし内陸部へ、国境検問所を通りクロアチア入国。
 クロアチアは2013年にEUに加盟しました。しかし、シュンゲン協定加盟国ではなく国境検問があります。
 但し、クロアチアとスロヴェニアはオーストリア=ハンガリー帝国統治時代のお隣さんであり歴史的に国境意識はあまり無いようです。 IDカードのみで簡単に行き来できるのです。
 クロアチア 豆知識 ・・・・ 人口:442万人  面積:九州の1.5倍  1人当たりGDP:13000ドル

 今回嬉しく思ったことがあります。欧州に着いた空港で、イミグレーションを通ります。その時に押されるスタンプは飛行機マークです。
 20年前、ユーロスターでパリからロンドンに行った際に列車マークのスタンプをもらった記憶がありますが、今回生まれて初めて自動車マークをゲットしたのであります。EU・シュンゲン協定国を主に旅する我々にとって自動車マークをゲットする機会は希少です。あと2年で切れるパスポート、大切に保管します。


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 美しい山岳風景を快走します。ブゼトが見えてきました。




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 ブゼト というトリュフの村を訪れました。
 私が愛してやまない欧州丘上中世集落です。


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 この日のチャーター車はBMW520D Mシリーズ (日本未販売車)です。
 決して自分では買えない高級車です。カッキ――――ドライバーに奥様も嬉しそうです。
 こちらの人は頭部の形状に関係なくカッキ――――のです。彫りの深さでしょうか???



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 門をくぐり旧市街へ


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 観光客が来る村ではなく、静かな時が流れていました。


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 教会では子供たちが歌の練習をしていました。
 コンダクターのアクションをすると笑ってくれていました。


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 ブゼトを後にし、隣村の モトヴン へ向かいました。
 ここも丘上中世集落であります。たまりません。


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 旧市街の坂道を上ります。


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 この日の前週、BS-TBSの「地球絶景紀行」でたまたまこの「モトヴン」が紹介されていました。
 クロアチアでもトリュフの産地として知られており、「天空の街」としても有名だと報じられていました。
 このお店(トリュフ関連商品)とこのおかみさんが登場、主役的な役回りで番組が構成されていたのです。
 そこでその話をし(彼女は英語不可でとなりのおばさんが通訳)、日本で有名だと持ち上げ記念写真をゲットしました。(一一")


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 天空の街 モトヴンです。


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 番組では、特別にこの鐘楼に上っていました。森高千里さんの声が感激を表現していました。
 鍵がかかっており一般公開は無しでありました。


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 さて、クロアチアもチャリ男君がめちゃくちゃ多いのです。
 この町はさながらチャリ男君達の聖地のようでありました。


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 この後大事件が起こりました。


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 憎っくき石畳なのであります。
 数百年は踏まれているであろう石畳、ところどころすごい窪みがあります。
 この写真の手前に信じられない窪みがありました。写真を撮るのに夢中で日頃からよそ見が多いと妻からディスられている小生、足元には目が行っていません。案の定窪みに足をすくわれ大転倒、カメラをかばうあまり肘膝を打撲、足首を捻挫したのであります。カメラは無事でしたが、とても痛------い代償をくらいました。妻からは、えらく叱られ、石畳の窪みの数十倍へこんでしまった Granpa di Itosugi なのであります。


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 打撲と軽い捻挫だけですみ、大事に至らなくて良かったです。
 最近、足が上がらなくなっており、よくつまづきます。「下を向いて歩こう」をテーマに致します。お金が落ちているかもしれません。(一一")


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 助け起こしてくださったお兄ちゃん達です。本当にありがとうございました。



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 美しいそして痛-----い 天空の街「モトヴン」でありました。





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 開けた風景に変わりました。アドリア海が近いようです。


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 この日の最終目的地、イストラ半島の「ロヴィニ」が見えてきました。




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 ロヴィニでこれ以上のロケーションは無いと思われる、ホテル アドリアティック がこの日の宿です。
 奥様もご満足です。


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 当初、ヴェネツィアから高速船でロヴィニに入ろうと思っていました。しかし、この時期、便数が少なく、不安定であり、諦めたのであります。
 美しい港町そして漁師町であります。観光都市としても名高く、美しい景観を有しています。


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 欧州の古い町(大都会を除く)は、教会の塔より高い建物がありません。また、この風景から鐘楼が消えたらどうでしょう?変化なく趣きのない間の抜けた風景になります。
 この鐘楼のもつ景観的な価値はいか程でしょうか?鐘楼がなかったら私はこの町を訪れていなかったと思うのであります。このたった1本の鐘楼こそが、ロヴィニに多大なる経済効果をもたらせているように思うのです。


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 昼下がりのロヴィニのハイストリート、シーズン前で静かです。







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 実は、今回の旅の第一目標が「ロヴィニ」だったのです。また、この「側景」を見たかった、そして撮りたかったのであります。
 昨年、Google の写真共有サイト Panoramioを始めました。私の写真を気に入ってくださり、メッセージをくださった方にの中にクロアチアの方がいらっしゃいました。その方の写真の中に、このロヴィニの写真が有ったのです。その美しさは衝撃的なものでありました。それまで私は「ロヴィニ」の存在を知らず、クロアチア=ドゥブロヴニク の一人でありました。その写真を見て決心致しました。「行ってやろやないかえっ・・・!!!」
 まずは楽に行こうと各大手旅行会社のグループツアーを検索致しました。ところが、ロヴィニが含まれたツアーが無いのであります。人生二度と行くことが無いかもしれないバルカン半島の旅、風景を見ることに貪欲で、小さな村が大好きな小生にフィットするツアーを見つけることは出来ませんでした。そこでいつもの「サイクルツアー中田さん」の出番であります。2013年年末の南仏の旅以来お世話になっている、欧州専門個人旅行コーディネイト旅行社です。本当に痒いところに手が届く素晴らしい旅行社です。訪問先とスケジュール、交通手段を私が組み、ホテルの大体の希望もぶつけます。それに基づいて最良のアイデアを提案してくださいます。クロアチアは鉄道等公共交通機関の便が悪く、今回はすべて専用車をチャーターし周遊を致しました。ドライバーは教育レベルも高く、英語も堪能であります。本当にスムーズに旅をすることが出来ました。いつものように、石畳の上をスーツケースをがたごとと引きずりバス停まで汗だくで歩くことも無く、少し贅沢ではありますが、やめられないチャーター車旅行であります。妻も私も大満足でありました。「高齢者の旅はチャーター車」これをキーワードにしてしまいそうです。




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 この不揃いの美、これこそが私の求める「雑然の美」であります。
 ドイツやフランス北部の家並みはとても整然としています。壁が剥げていれば必ず修復されています。とても美しい風景です。しかし私はこのラテン系の雑然が大好きなのであります。理屈ではないのです。長澤まさみが好きか綾瀬はるかが好きか?大原麗子が好きか小川ローザが好きか?という事なのであります。(一一")

 「塔のある海辺の中世都市」・・・・絶景「ロヴィニ」であります。





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 ひとり夜撮りです。妻は、部屋でPCゲームに夢中です。3脚に一眼レフを乗せ肩に担いで訳の分からないアジア人が人のまばらな欧州の町を徘徊、「なんやこいつっ・・・」と思われている事でしょうね。
 特にみなもに映りこむ夜景が超好きな Granpa di Itosugi であり、時間を忘れ、血眼になって、被写体を探し求めるのであります。


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 いいアングルです。売りたいくらいです。(自画自賛)



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 ホテルです。妻は、ゲームに夢中でしょうね。



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 さて、私の最も好きな「ロヴィニ側景」です。
 風もなく、海に映りこむ家並みや灯りの色合いがとても情緒的です。


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 今回の旅の Granpa di Itosugi が自分で選ぶ 最優秀グランプリがこれです。 永久保存の1枚になるでありましょう。
 雨が降らなかったことを神に感謝致します。
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コメント 4件

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とし坊  

こんにちは、 車のスタンプはなかなか手に入れれないものですよね・・

  絶景ですね・・・ロヴィニ側景  堪能させていただきました

    綺麗な写真です  

2016/05/25 (Wed) 18:37 | 編集 | 返信 |   
granpa di itosugi  

とし坊 様
 こんばんは。メッセージ有難うございます。世界にはいろんな風景が有りますが、ロヴィニの風景は、有りそうで無い絶景だと思います。

2016/05/25 (Wed) 22:46 | 編集 | 返信 |   
shinkai  

再びです。

私メのブログのご案内、有難うございました! スロヴェニアまでは行ったのですが、向こうに見えるクロアチアには・・。

ロヴィーニは、やはり何度か人様のブログで拝見するように、美しい町なんですねぇ!
夜景も素晴らしいです!!

でもそれ以前のブゼト、モトヴンも捨てがたいですね、私には。 丘上の町の風情は素晴らしいですよね!

モトヴンでの転倒、余り酷くなくて良かったです!! 

私も何度か目先の景色のみに見とれ、足元がお留守で、石畳や歩道の段差にガクッとなるのを経験していますが、
ヴェネツィアのアルセナーレの前の広場の段差にやられ、転倒したことがありました。
やはりカメラをかばって転んでいましたっけ、ははは。 
捻挫でぷっくっと腫れあがり、靴の紐も結べないほどになりましたが、翌日はグループでマントヴァ行きだったのでびっこをひきながら参加した、今は良い思いでです。

2016/05/30 (Mon) 15:23 | 編集 | 返信 |   
granpa di itosugi  

shinkai さん

こんにちは。shinkaiさんもご経験ありなのですね。段差・・・本当によくつまづきます。年を重ねるごとに、自分の脳のイメージと物理的に足を上げるアクションとのぶれが増すのでしょうね。30代お父さんの運動会ゴール前のつまづきあたりから始まり、年に1mmくらいのぶれが積み重なったのでありましょう。(~_~メ)明くる週もテニスクラブ合宿でボールを追い過ぎつまづいて転倒、ネットにぶつかり首を痛めました。三度目の正直に注意です。ロヴィニ、本当に素敵な町です。イタリアには有りそうで無い風景なのではないでしょうか???いい画も撮れました。大満足でありましたよ。

2016/05/31 (Tue) 10:17 | 編集 | 返信 |   

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